みらいビジネスラボ（以下、MBL）の会員企業さまである東陽上村アドバンス株式会社 代表取締役社長 澤田満さまと、総務部次長 近藤偉史さまにインタビューをさせていただきました。東陽上村アドバンスさまは「仕事を通して、幸せをともに～」という企業理念のもと、札幌市を拠点にコンクリート製品の製造及び販売をされており、また昨今の時代の変化に伴い、製品の多様化・工法の進歩に応えるべく新しい樹脂コンクリート製品や特殊加工品等のオリジナル製品の開発も行っています。MBLへは、その前身である「北海道みらい経営アカデミー」の頃より、長年積極的にご受講いただき、人材育成にとても力を入れていらっしゃる会社さまになります。

今回東陽上村アドバンスさまの人材育成に関する取り組みについて、お話を伺いました。

・人材育成の取り組みと澤田社長の想い
東陽上村アドバンスさまではMBLの他、さまざまなセミナーの受講や受講後のナレッジ体制、澤田社長自らが実施される社内勉強会など社員の皆さまへの成長機会の提供、人材育成にとても注力されています。実際のMBLの活用におかれましては、社員の皆さまへ年3回以上のMBLの研修受講を呼びかけられ、受講後は研修報告書を部内で回覧し、共有フォルダで全員が閲覧できるようにし、またMBLの受講状況を人事評価にも反映されています。

こうした人材育成に力を入れる背景として、澤田社長の「個人の成長が部署・会社の成長に繋がる」という想いがあるため、社員の皆さまひとりひとりのスキルアップを大事にされ、今後も社員の皆さまの学びを応援したいとおっしゃっていました。

さらに社員の皆さまのさまざまな学びを応援することを目的とした「チャレンジ支援制度」があり、この制度では業務への関連の有無を問わず、資格取得に対して支援金を支給されています。近藤次長はこの制度を利用して、スキューバダイビングの資格を取得されたともお話くださいました。ここにも澤田社長の「どのような学び・チャレンジも応援したい」という想いが込められています。MBLは、複数ある研修講座の中から、自由に選択して受講できることが良いところですねとお声をいただいており、社員の皆さまの自主性を重んじる澤田社長のお考えにも触れることができました。

・インタビューを通じて感じたこと
今回お話をお伺いし、社員の皆さまが自主的に学びたいことを学べる環境だからこそ、モチベーション高くMBLへの定期的なご受講に繋がっていること、またこうした環境があるのは、澤田社長の社員の皆さまの成長を支援するという想いが社内にしっかり浸透されている結果と存じました。なお、色々な学びやチャレンジを応援することで、それをきっかけに社員同士の話題が増え、コミュニケーションの拡大にも繋がっているようです。

MBLが単なる知識を得る場だけでなく、モチベーションやコミュニケーション活性化の一助となっていることに、大変有難く存じました。今後もMBLでは、ビジネスにおいて求められるスキルや知識などのテーマを中心に様々な研修をご用意して参ります。

最後に今回インタビューに応じてくださいました、澤田社長・近藤次長に心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。