コンサルタント解説

2020.04.03

人材育成のススメ~4つのジンザイとは?

どういった切り口で従業員を育てていくのか、頭を悩ませている経営者・人事担当者の方は多いのではないでしょうか?
人材育成には多様なアプローチがあります。その1つとして「4つのジンザイ」という言葉があります。

ジンザイはマインド(やる気)とスキル(技能)によって「人材」「人財」「人罪」「人在」に区分することができると言われています。「人材」はマインドが高いですが、スキルが未習熟な若手社員などを指します。そのマインドを保ちつつ、スキルを向上させることで、会社の財産である「人財」へと成長していきます。

スキルが未習熟な状態でマインドが低下すると、会社にとって利益を生まない「人罪」となってしまいますので、人材育成において
マインドを向上させることは重要なポイントになります。

一方で、スキルを積んだベテラン従業員の中にもマインドが低下してしまっているケースがあります。本来、ベテラン従業員は
企業の成長を担う重要な存在ですので、そういったモチベーションが欠けてしまうと、ただいるだけの「人在」となってしまいます。

このように、人材育成では、スキル向上のために何をするのか?マインド向上のために何をするのか?という二つの視点を持つことが大切です。