コンサルタント解説

2020.08.01

「真のモチベーション」とは?

モチベーションという言葉は、多くの方が一度は耳にしたことがあると思いますが、その本当の意味はご存知でしょうか?
おそらく大半の方が「やる気」と認識されていると思いますが、正しい意味は「動機付け要因」です。
この認識違いにより、チームやメンバーに「モチベーションを与える」ことを求められた際に、「やる気を出して頑張ろう」というような根性論でメンバーを鼓舞する言葉が多くなることが実情ではないでしょうか。
その結果、「チームやメンバーが何に動機付けをされて仕事をするのか」ということを掘り下げて考える機会が失われているように感じます。

では、チームやメンバーがやる気になるような動機付け要因=「真のモチベーション」とはどのようなものでしょうか?
私は、チームやメンバーそれぞれに「これを実現したら、未来の自分はこんなに素晴らしい」というような、ワクワクするようなビジョン・将来像を示すことだと思います。
これを示すためには、メンバーそれぞれがどのようなことに喜びを感じるのかを知るため、日頃から積極的にコミュニケーションを取る必要があります。

経営者や管理職の皆様は、チームやメンバーと積極的にコミュニケーションを図り、真のモチベーションを与えることを意識してみてはいかがでしょうか。